上階が若世帯、下階が親世帯　という　同居型２世帯の典型的なプランである

玄関と風呂は共用だが、ご飯は別々なので台所は各々ね　というパターンだ

最も難しいところは、共用部分をどちらの世帯とも、それなりに離して、プライバシーや使い勝手を上げて、尚且つ気を使わないようにできるかというあたりだと思う

その辺の家事と暮らし方の中でも、ポイントが洗濯機の位置関係だ

これまでのこのパターンの２世帯では、１階に洗濯流しと大きめの物干しゾーンを含む「共用の洗濯室」を設けて効率を上げるとともに、親子間の井戸端会議の場のようなシーンが想像できるようなプランを作ってきた

今回、打合せの過程でそれは否定されてしまい、洗濯はそれぞれ、洗濯機もそれぞれ、というプランになっている

特に２階は洗濯頻度が高いので「～しながら洗濯」という動線の要に洗濯室と物干し室とファミリークロークを配した

中々に好評で、嬉しそうにプランを持ち帰られたが、数日後、多くの変更要求がメールで送られてきた

プランの変更は当然にある事だ

だが、その変更要求は、部屋の畳数の指定や、位置の指定、或いは削除（例えばファミクロは要らない、外物置は要らない、納戸は要らない）など

「ゾーニング」や「間取り」を直接的に指定するものだった

かなり悩んで、一つ一つの要求を色分けして、出来る、出来にくい、そうする意味目的は？

などのコメントを付けて返信した。

悪い癖だ・・・　　ある意味、お客さんの要求を否定しているようなもんだ

１０日後くらいにお断りのメールが来た・・・

まあ仕方がないか・・・

これで怒涛の３連敗だ！！

だがしかし！！

次の２世帯案件は勝利した！

１勝３敗！！　今年の日ハムみたいだが・・・違う

これが凄い案件で、負けた３件を補うほどの大型案件なのだ

自慢しまくりたいが、勝ち話はしないのがお約束なのでね